「アダムとイブは知恵の実を食べ、楽園を追放された。人間はいつの日か、楽園を見出すことができるのだろうか。」
新進気鋭のイスラエル人振付家アルカディ・ザイデスと日本人コラボレーターによる、一夜限りの「アダムとイブ」横浜バージョン。パフォーマンスあり、インスタレーションあり。横浜・急な坂スタジオにて、都市景観や地域資源、アーティストに触れて過ごした5週間にわたる滞在制作の成果が、身体、映像、音となって共振する特別な瞬間、ぜひお見逃しなく!
※本公演は、急な坂スタジオ・国際交流レジデンス事業の一環として、5週間におよぶ滞在制作の成果を発表するものです。
概要
【振付・演出】アルカディ・ザイデス
【ドラマトゥルク】石橋源士
【出演】アルカディ・ザイデス 岩渕貞太 福留麻里
【映像】岡部友彦 福島慶介
【音楽】川瀬浩介
【日時】2007年10月24日(水) 19時開場 19時30分開演
【会場】のげシャーレ(横浜にぎわい座B2F) アクセスはこちら
【料金】1000円(要予約・代金は当日精算)
【予約申込】
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また、お電話でも承っております tel:045-250-5388
こちらのイベントは終了いたしました。
たくさんの皆さまのご予約、誠にありがとうございました。
【同時開催】
マンスリーアート・カフェvol.11
『アルカディ・ザイデス ポスト・パフォーマンス・トーク』
パフォーマンス終了後、今回の5週間の滞在・コラボレーションで巡った軌跡を出演者・スタッフによるトークで綴ります。
ゲスト・スピーカー:アルカディ・ザイデスほか出演者・スタッフ
【お問合せ】急な坂スタジオ tel. 045-250-5388 toiawase@kyunasaka.jp
DA AT
異なったエネルギーに満ちた空間を歩いてみる。
Walking into a space filled with different energies,
女性的なものと男性的なものの違いをよく観てみる。
observing the differences between femininity and masculinity,
そして、この二つの共存のみが調和に至ることを理解する。
understanding that only the co existence of the two will bring harmony.
現在を理解するために原初に戻ってみる。
Coming back to the beginning to understand the now.
「エデンの園」を巡り、イスラエルと日本のアーティストが繰り広げる、あるコラボレーションの形。
A collaboration between an Israeli artist and Japanese artists on the theme‘Garden of Eden’
(daat=ヘブライ語で知識という意味 / daat = knowledge in Hebrew)
アルカディ・ザイデス プロフィール
1979年ベラルーシ(旧ソビエト連邦)生まれ。90年にイスラエルに移住。1999年からバットシェバ・アンサンブル、2001年からバットシェバ舞踊団所属し、オハッド・ナハリン振付の作品に多数出演。2002年には、オハッド・ナハリンが考案した身体言語「Gaga」を教える。2004年にヤスミン・ゴデール振付「ストロベリー・クリームと火薬」(2006年東京国際芸術祭招聘作品)のクリエーションに参加、ダンサーとして重要な役割を果たす。2004年以降はインディペンデントの振付家として精力的に作品を制作・発表。バットシェバ舞踊団への振付作品「A WAY」、映像とのコラボレーション作品「Solo Siento」など。世界中のフェスティバルや劇場で公演活動を続けるほか、ワークショップやレクチャーでもその表現の幅を広げている。
コラボレーター プロフィール
●ドラマトゥルク 石橋源士
91~93年、YELLOWにてイベント・プロデュース、プレスを担当。99~02年、(財)草月会にて、映画監督であり草月流いけばなの家元、勅使河原 宏の秘書を務めた後、海外部に勤務。「インターキャンパスの創出による多文化共生の可能性」(02~05年)など、多方面にわたる活動を展開。
●振付家・ダンサー 福留麻里
01年、新鋪美佳と共に身長155cmダンスデュオ「ほうほう堂」を結成。2人という関係性を軸に様々な作品を制作。06年よりソロでの活動や作品制作も開始し、手塚夏子「道場破り企画」や演劇ユニット「アタシト、」などにも出演する。
●振付家・ダンサー 岩渕貞太
大学で演劇を専攻。在学中から日本舞踊、舞踏などを学なぶ。ダンサーとしてAPE・ニブロール・伊藤キム+輝く未来・Co.山田うん・Ko&Edge.coなどに参加。05年から振付活動をはじめる。主な作品、『mint』『double』。07年、清家悠圭との共同作品『yawn』を発表。稽古場カフェ~二代目店長。
●映像 岡部友彦
建築家/アーティスト。横浜市寿町を拠点に”モノ”ではなく、”コト”から取り組むスタンスで地域再生プロジェクトを行う。代表作、寿町の再生プロジェクトを映像化した”KOTOBUKI_Promotion”や、「愛・地球博」をはじめ、Ars ElectronicaやEIZONEなどに出店した”PopulouSCAPE”など。
●映像 福島慶介
建築家/アーティスト。建築をベースに、グラフィックデザインからアニメーション制作まで幅広く視覚表現を手がけ、それらを活かしつつ都市の再生手法を探る。映像作品「PopulouSCAPE」や ”KOTOBUKI_Promotion”において 国内外展示多数。BankARTスクール講師(2006年度後期)。
●音楽 川瀬浩介
テレビCM、アートムービーといった映像作品のための作曲から、コスチューム・アーティスト、ひびのこづえプロデュースによるパフォーマンスショーやスターダンサーズ・バレエ団バレエ・マスター、鈴木稔バレエ作品への楽曲提供まで幅広く手がける。公式HP www.kawasekohske.info
主催・企画・制作:急な坂スタジオ
共催:アーツコミッション・ヨコハマ(横浜市開港150周年・創造都市事業本部、財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助成:イスラエル外務省
協力:横浜にぎわい座
企画協力:Dance and Media Japan
本事業は、横浜市アーティスト・イン・レジデンス事業とYOKOHAMA PERFORMING ARTS COMPLEXの一環で行われています。