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マンスリーアートカフェvol.26「役に立たないレビュー、必要なレビュー」

MAC26

「役に立たないレビュー、必要なレビュー」

2月のマンスリーアートカフェでは、「マガジン・ワンダーランド」(メルマガ版)とwebサイト「ワンダーランド」を運営する北嶋孝氏と、東京公演休止を宣言した劇団東京デスロック主宰の多田淳之介氏をお迎えします。

インターネットを通じて観客から劇評家、研究者まで幅広い層の執筆者による劇評を取りまとめ、昨年からは「劇評を書くセミナー」を開催するなど、舞台作品を複数の視点から捉える環境を作っている北嶋氏。富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県富士見市)のキラリンク☆カンパニーとして、演劇の在り方を常に模索しながら精力的に活動を展開している多田氏。

ブログやポータルサイトの普及により、いわゆる劇評家だけではない観客が自由にレビューを提示できるようになった昨今。
レビューは誰に向かって発信されているのか。
アーティストにとって必要なレビューとは何なのか。
そもそもレビューが書かれる理由は何なのか。
当たり前のように存在しているレビューを、一緒に検証しませんか?

ゲスト・スピーカー

北嶋孝(マガジン・ワンダーランド編集長)
多田淳之介(演出家・東京デスロック主宰)

開催概要

【日時】2009年2月24日(火) 19時カフェオープン 19時30分スタート
【料金】1000円(1ドリンク付)
【会場】STスポット
住所:横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1 TEL:045-325-0411

ゲスト・プロフィール

北嶋孝
ワンダーランド(小劇場レビューマガジン)発行人・編集長。共同通信文化部、経営企画室などを経て2004年独立。編集制作集団ノースアイランド舎代表。日本印刷技術協会客員研究員。演劇、音楽の記事を新聞、雑誌に多数寄稿。2007-2008年、テレビのニュース情報番組にレギュラー出演。2008年は東京メトロポリタンテレビ(MX)で小劇場紹介番組「東京舞台通信」の案内役も務めた。

ワンダーランド http://www.wonderlands.jp/

多田淳之介
1976年生。キラリンク☆カンパニー東京デスロック主宰、演出。青年団演出部にも所属し青年団リンク二騎の会の演出を務める。「演劇LOVE」を公言し、演劇とは、観劇とは何か、演劇の自明性を疑った地点から、アクチュアルな演劇を立ち上げる。戯曲から立ち上がる身体的負荷を、執拗に俳優に課す演出が特徴。2008年3月、韓国で開催されたアジア演出家展に招聘され、韓国人俳優と「ロミオとジュリエット」を製作、上演し好評を博す。同年9月、『こまばアゴラ劇場国際演劇月間-キスは何回?-』ではフェスティバルディレクターを務め、ヨーロッパ各国から3団体を迎えた演劇祭を成功させる。東京公演休止後、韓国光州でのアジア公演芸術祭に東京デスロックが参加、劇団としても初の海外公演を成功させる。
東京デスロックhttp://deathlock.specters.net/

主催:急な坂スタジオ
共催:横浜市開港150周年・創造都市事業本部
助成:アサヒビール芸術文化振興財団
協力:STスポット