レジデントアーティスト
岡田利規

演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰

開館時〜2015.03 レジデントアーティスト

1973年 横浜生まれ。
より遠くに行ける可能性のある作品を生み出すため、ある方法論をもちつつも、その方法論をそれ以上「引き寄せないように、それをいつまでも掴んでいないように、すぐに手放すように」心がけるという、それ自体が不思議な方法論で演劇作業を実践する。

05年『三月の5日間』で第49回岸田戯曲賞を受賞。同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005―次代を担う振付家の発掘―」最終選考会に出場。06年6月ドイツミュールハイム劇作家フェスティバル”Stuecke’06/International Literature Project in the course of the Football World Cup 2006”日本劇作家代表として参加。同年12月新国立劇場 the LOFTにて『エンジョイ』発表。07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。08年3月『フリータイム』をブリュッセル、ウィーン、パリとの国際共同作品として発表。また、国立国際美術館30周年記念公演、森美術館主催「六本木クロッシング展」に参加するなど多方面へ活動を展開する。10年9月、あいちトリエンナーレ2010にて、『わたしたちたちは無傷な別人である』を発表。12年より岸田國士戯曲賞審査員を務める。つねに言葉と身体の関係性を軸に方法論を更新し続け、12年『現在地』以降はフィクションへの探求のもと創作に取り組む。13年、世界9都市国際共同製作作品として『地面と床』を発表。同年、初の演劇論集『遡行―変形していくための演劇論』を河出書房新社より刊行。

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マンスリーアートカフェvol.7

『チェルフィッチュ、世界的超感染力のゆくえ』~ブリュッセル・パリ公演徹底レポート~
岡田利規(チェルフィッチュ)×中野成樹(中野成樹+フランケンズ)

2007年5月29日

チェルフィッチュの稽古場公開

2007年5月の世界ツアー直前に行われた『3月の五日間』の稽古の様子とともに、出演者のインタビューを交えて、ヨーロッパに衝撃をもたらした『岡田演出』に迫ります。

2007年4月12日