急な坂スタジオでは、毎年「創り手」「つなぎ手」を対象とした、少人数制のゼミナールを開講しています。
今春、特別講義が緊急開催決定しました!あの佐伯隆幸氏が再び急な坂で吠える?!
急な坂ゼミナール特別講義 「表現と他者-演劇の公共性をめぐって」
現代演劇評論の最前線で活動してきた佐伯隆幸氏が今春、学習院大学を退くに当たって行った最終講義は「演劇人佐伯隆幸とは誰なのか」でした。
タイトルは一見破天荒ですが、過去を回顧するのではなく、現在進行形の演劇活動の根拠を問い、演劇人に覚醒を迫る内容でした。
いまをぎりぎり考え抜く佐伯さんに、最終講義に込められた意味、そこに至るまでの思考を聞きつつ、現代演劇の課題と可能性をうかがいます。
聞き手は、小劇場レビューマガジンワンダーランド代表の北嶋孝。
佐伯さんは昨年1月『作品ゼミ』のゲストとして参加。68/71黒色テント『ブランキ殺し上海の春』について佐藤信さん(作・演出)とともに語ってもらいました。
開催概要
【日時】 2011年4月2日(土)14:00~16:00
【料金】 無料
【会場】 急な坂スタジオ
住所:横浜市西区老松町26-1 TEL:045-250-5388
【お申込み】 ご予約はこちらから
こちらのゼミナールは終了いたしました。
たくさんの皆さまのご予約、誠にありがとうございました。
【お問合せ】 045-250-5388 toiawase@kyunasaka.jp
講師
佐伯隆幸氏(演劇評論家)
1960-70年代の小劇場演劇興隆期に、ラディカルな論客として登場。
サングラスにジーパン、革ジャンといういでたちだけでなく、筆鋒鋭く斬り合う積極果敢な理論家でした。
大学で教えるかたわら、「68/71黒テント」(現在の劇団黒テント)の評議会議長、機関誌「同時代演劇」
編集長として、縦横無尽に活躍してきました。
専門のフランス現代演劇ではいち早くムヌシュキン主宰「太陽劇団」の活動を紹介。
最近はベルナール=マリ・コルテスの戯曲の研究に力を注いでいます。現在、新国立劇場演劇研修所、劇場創造アカデミー、黒テントアクターズワークショップ講師などを務める。
主な著訳書には『「20世紀演劇」の精神史-収容所のチェーホフ』『最終演劇への誘惑』『現代演劇の起源 60年代演劇的精神史』『異化する時間』『コルテス戯曲選』など。
最終講義は以下のブログに要約されています。
■ブログ「ジアス演出部」 佐伯隆幸教授最終講義「演劇人佐伯隆幸とは誰なのか」
■ブログ「大岡淳の道化的人生! Fool On The Earth」 佐伯隆幸教授最終講義『演劇人佐伯隆幸とは誰なのか』を聴講。
主催:急な坂スタジオ
共催:ワンダーランド(小劇場レビューマガジン)