この度は「坂あがりスカラシップ」にご応募いただき、誠にありがとうございました。
厳正なる審議を行った結果、本年度より3年継続支援の対象者は橋本清氏が選出されました。また、応募の際にもお知らせ致しましたが、昨年度より木ノ下裕一氏、白神ももこ氏は今年度も継続支援アーティストとなっております。
橋本清(ブルーノプロデュース主宰・演出家/東京デスロック演出部)
1988年生まれブラジル・リオデジャネイロ出身。3歳の時に愛知県豊田市に移住。日本大学芸術学部演劇学科にて演出を専攻。
2007年ブルーノプロデュースを設立。2011年10月STスポットで上演した『カシオ』で劇団化。以降、≪ドキュメンタリーシリーズ≫と銘打ち、俳優たちの記憶と記録をベースにして演劇作品を構成する活動を展開中。
アナログな身体を持つ俳優たちに、フィジカルな《思い出》とデジタルな《プロフィール》をフィードバックさせ、《記憶と記録》の離散と集合、断片と連続を描いていく。
http://brunoproduce.net/
木ノ下氏の対象公演はすでに終了しておりますが、橋本氏、白神氏には、急な坂スタジオ・のげシャーレ・STスポットによる制作支援のもと、作品発表を行っていただく予定です。
今後も我々は、「坂あがりスカラシップ」の発展的な継続、そして創造・育成に重点をおいた拠点として、創造の担い手への支援に努めて参ります。今年度のスカラシップ対象公演にご期待下さい。
坂あがりスカラシップ事務局