急な坂スタジオ 2つのキーワード
続けていくための場所 —— 創造活動支援
急な坂スタジオは、最大2カ月までの長期利用が可能なホールと4つのスタジオ、そして3時間から利用できるコミュニティ・ルームを備えています。稽古や制作に加え、創造活動を刺激し、後押しする企画を随時開催。作品制作やリサーチ、日々の稽古や交流会などを通じて、アーティストが表現と活動を深め、長期的に発展させていくための「稽古だけじゃない稽古場」です。
始める・出会うための場所 —— 人材育成
急な坂スタジオは、サポートアーティスト制度や各種プログラムを通じ、次代を担う創り手や、新しい領域に踏み出すアーティストを積極的に支援します。ドラマトゥルク、制作者、技術者など、多様な人材が集まり、情報や経験を交換しながら成長しあえる環境づくりにも取り組みます。地域や文化施設、多様な人々との出会いから協働プロジェクトを生み出し、ジャンルや世代を超えた交流と対話を通じて、新たな創造の場を広げます。
運営団体について
急な坂スタジオは、横浜市との共同のもと、NPO法人アートプラットフォームが管理・運営を行っている公設民営の文化施設です。
急な坂スタジオ 沿革
- 2006年6月
- 横浜市の創造界隈形成事業の一環として、元結婚式場の旧老松会館を転用し、舞台芸術の創造拠点として管理・運営を行う民間団体の公募が行われる。
- 2006年8月
- NPO法人アートネットワーク・ジャパンと、NPO法人STスポット横浜の共同事業体が選出される。
- 2006年10月23日
- 急な坂スタジオ・オープン
初代ディレクター:相馬千秋 - 2007年5月9日
- NPO法人アートプラットフォーム設立
NPO法人アートネットワーク・ジャパンと、NPO法人STスポット横浜の共同事業体を解散し、運営母体をNPO法人アートプラットフォームに移行。 - 2010年4月
- 加藤弓奈がディレクターに就任。
- 2011年11月
- 2012年度〜2016年度の運営団体としてNPO法人アートプラットフォームが選出される。
- 2016年10月23日
- 開館10周年を迎える。
- 2016年11月
- 2017年度〜2021年度の運営団体としてNPO法人アートプラットフォームが選出される。
- 2021年12月
- 2022年度〜2026年度の運営団体としてNPO法人アートプラットフォームが選出される。
- 2024年4月〜現在
- 呉宮百合香がプログラム・ディレクターに就任。
- 2025年4月〜現在
- 持田喜恵が施設長に就任。
これまでのアーティスト
サポートアーティスト(2015.04から)

ヒナワタ
2024.07〜現在

橋本真那
2024.07〜現在

岩澤哲野
2018.09〜2022.03

根本しゅん平
2018.09〜2022.03

長谷川 寧
2018.09〜2020.03

山本卓卓
2016.04〜2022.03

北尾 亘
2015.04〜2022.03

木ノ下裕一
2015.04〜2018.03

白神ももこ
2015.04〜2018.03

酒井幸菜
2015.04〜2018.03

藤田貴大
2015.04〜2022.03
レジデントアーティスト

岩渕貞太
2015.04〜2022.03

柴 幸男
2010.04〜2018.03

仲田恭子
2007.04〜2010.03

矢内原美邦
開館時〜2018.03

中野成樹
開館時〜2010.03

岡田利規
開館時〜2015.03
NPO法人アートプラットフォーム
2007年5月に設立。「横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ」の管理・運営をはじめ、舞台芸術に携わる人材の育成や国際交流の推進、地域とアーティストの交流の場を生み出すことを目的とするアートNPOです。芸術と社会をつなぐプラットフォームとして、アーティストや制作者を支援し、豊かな市民社会の実現を目指すさまざまなプロジェクトを立ち上げています。