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「タタタ」 ひとつの振付、踊る男と女、ソロ×ソロ
3月27日(金)19:30/3月28日(土)14:00・19:30/3月29日(日)14:00
タタタ(tathata)とはこのままという意味。音楽を一音やひとフレーズごとに意味を求めずかたまりのまま飲み込み、楽しむように、かたまりのまま踊り(身体)を飲み込んでもらいたい。
踊りとは音楽かもしれず、仕種かもしれず、生活かもしれない。
でもやっぱり、踊りは踊りなのだ。
坂あがりスカラシップ2008対象者・岩渕貞太による本公演「タタタ」は、
出演者に新進気鋭の若手ダンサー・酒井幸菜を迎え、
ひとつの振付を男女二人によってそれぞれに踊る、ソロ2本立てという上演形態です。
日本のコンテンポラリー・ダンスを彩る様々な振付家のもとで経験を重ねた
岩渕貞太の挑戦にご期待下さい。
公演概要
振付・演出 | 岩渕貞太 |
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出演 | 岩渕貞太・酒井幸菜 |
照明 | 上田剛 |
音楽 | 藤井進斗 |
音響 | 星野大輔 |
舞台監督 | 鳥養友美 |
宣伝美術 | 天野史朗(快快) |
協力 | 加藤和也 |
料金 (自由席・日時指定・税込) |
前売/当日 2,000円 |
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タイムテーブル | ◎終演後ポスト・パフォーマンストークあり 3/28(土)19:30 神村恵(ダンサー・振付家) 3/29(日)14:00 石橋源士(ドラマトゥルク) 受付は開演の40分前、開場は20分前 |
会場 | のげシャーレ(横浜にぎわい座B2) TEL045(231)2525 横浜市中区野毛町3丁目110番1号 JR・地下鉄「桜木町」駅・徒歩3分 (野毛ちかみち南1番口より80m) 京浜急行線「日ノ出町」駅・徒歩7分 |
チケット発売開始 | 2009年1月24日(土) |
チケット取扱い | 急な坂スタジオウェブ予約フォーム 急な坂スタジオ電話窓口:045(250)5388 |
主催 | 岩渕貞太 |
共催 | 坂あがりスカラシップ (急な坂スタジオ・のげシャーレ・STスポット) |
お問合せ | 公演に関して 急な坂スタジオ 会場に関して のげシャーレ |
出演者プロフィール
岩渕貞太 / ダンサー・振付家
玉川大学芸術学科にて演劇を専攻。在学中から踊りに興味を持ち始め、演劇と並行して日本舞踊・舞踏などを学ぶ。ダンサーとしてAPE・ニブロール・伊藤キム+輝く未来・Co.山田うん・Ko&Edge.Coなどに参加。国内外ツアーに多数参加。
2005年、初振付作品『smoke』を発表。2006年、ダンスがみたい!―批評家推薦シリーズ―に乗越たかお氏の推薦で参加し、『mint』『double』を発表。アサヒビール企画の稽古場カフェ~二代目店長をJOUと共に2006年9月から2ヶ月間担当。
2007年、清家悠圭との共同作品『yawn』を発表。同年、イスラエルの振付家Arkadi Zaidesの作品(急な坂スタジオの国際交流レジデンス事業)『DAAT』に参加。関かおりとの共同作品で多国籍プチフェスタin夢の島2007参加。1980年あたりに生まれたアーティストが集まったユニット、群々(むれ)のメンバー。
酒井幸菜 / ダンサー・振付家
1985年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。5歳よりモダンダンスを学び、高校在学中に振付を始める。2005年、ラインをひたすら歩くことにこだわるKeM-kemunimaku-projectの活動で「ラボ20#18」(キュレーター:岡田利規)に出演、「ダンスがみたい!新人シリーズ4」にて新人賞受賞。2006年、ソロ作品『Noon』を「踊りに行くぜ!!vol.7」(茅ヶ崎・大阪・新潟・東京)にて上演。
近作では音楽家との共同制作に意欲的に取り組み、酒井幸菜を中心としたダンサーと音楽家によるユニット〈ミツスイの逃走団〉による全曲オリジナル生演奏のダンス作品『脈拍』や、2008年横浜トリエンナーレ関連企画「idance80’s」にて佐藤公哉・古川麦による生演奏でのソロパフォーマンス『Run Pile Run』などを発表。
また、KENTARO!!主宰の〈東京ELECTROCK STAIRS〉の旗揚げ公演に参加するなど、ダンサーとしても積極的に活動を行う。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。
http://www.sakaiyukina.net
坂あがりスカラシップ
坂あがりスカラシップは、横浜の劇場・稽古場である急な坂スタジオ・のげシャーレ・STスポットが各館連携のもと、稽古から劇場上演までトータルサポートする舞台芸術の創作支援プログラムです。
劇場や稽古場を無償で提供し、制作段階において生じる様々な課題を共に考え、長期的な視点でアーティストやカンパニーを応援してゆきます。