「坂あがり相談室plus」の発表会
6月はじめに「坂あがり相談室plus」の対象者として、Rie Tashiroさんが選出されました。
そこから約20日間、スタジオに籠って、毎日ぐるぐる悩みながらクリエイションをしていただきました。その20日間の集大成を発表します!
どんな風にお稽古場で過ごし、どんなものが生まれたのか、一緒に目撃していただければ幸いです。
あくまでも発表会であり、公演ではありません。まだまだ出来ていないことや、悩み続けている部分もあります。発表会後には、お越しいただいた皆様も交えて、フィードバックの時間を用意しています。気づいたこと、気になったこと、「ここが素敵!」、なんでも構いません。見て感じたことを、言葉にしてください。創り手が観客の皆さんと、創作の時間と言葉を共有することで、今後の活動の大きな力となるはずです。
「劇場で公演する一歩前」を、是非覗きに来てください。
★坂あがり相談室plus募集開始
★坂あがり相談室plus対象者決定のお知らせ
詳細
■振付・演出 Rie Tashiro
■音楽 山口 紘
■出演 ibis , Rie Tashiro
○日時 2016年7月11日(月) 19時30分開始
※上演時間は約45分です。上演後、意見交換会を行います。
○会場 急な坂スタジオ スタジオ1
○料金 無料
※事前予約制(状況に応じて、当日参加もOK)
プロフィール
Rie Tashiro(ダンサー・振付家)
ストリートカルチャーに刺激を受け、ダンスを始める。音楽・建築・メディアアートなど様々な分野のアーティストとタッグを組み、作品を制作。横浜ダンスコレクションEX2015コンペティションIファイナリスト。2015年度日韓ダンスプロジェクトの振付家に選出され、Seoul performing arts festival、横浜ダンコレクション企画のアジアセレクションプログラム、福岡ダンスフリンジフェスティバルで韓国人振付家kim jiukとの共作を発表。個人でもSeoul international improvisation festivalやInternational Society on Electoric Arts等海外のフェスティバルに招聘される。また舞台活動以外にも明治大学教養デザイン研究科にて「コンタクトインプロヴィゼーションにおける教育的価値」をテーマにダウン症の子供へのダンスの影響を研究。2011年度修士号取得するなど身体表現の可能性を多方面から模索している。
山口紘(音楽家)
作曲を綿村松輝,湯浅譲二の各氏に師事。2010年トーキョーワンダーサイト主催“EXPERIMENTAL SOUND ART AND PERFORMANCE FESTIVAL”入選。2008-2011年公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。アルバム『Chairs of Glass』をSpeechレーベルよりデジタル配信中。
http://www.speechmusicartcritique.com/profile
ibis(ダンサー)
1988年生まれのゆとり世代。ブレイクダンスやアフリカンのサバールダンスなどの様々なダンスを経験しながら、踊る楽しさを見出す。日本語ラップと障がい者支援とtwitterに興味がある。
2011年にismaeraに師事する形で活動を開始する。2013年の「体温と体温」にてソロで踊り、その後は様々な企画やイベントに参加する。2016年1月に「ダンス花 vol.24」にてaokid、橋本匠aka抜け作、福原冠と共に作品を発表する。
人に巻き込まれながら、巻き込みながら、多様性の定義や踊り続ける意味について考えている。座右の銘は「Life’s a bitch」。
本名名義で、integrated dance company 響−kyoに所属し、作品や活動に参加している。
主催:急な坂スタジオ