坂あがり相談室plus 対象者決定のお知らせ
この度は「坂あがり相談室plus」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
厳正なる審査を行った結果、対象者としてRie Tashiroさんが選出されました。
坂あがり相談室plus対象者決定に寄せて
実は今回、予想を上回る応募があり嬉しい驚きでした。出来ることなら、全ての方を対象者としたいのですが、急な坂の規模では残念ながら叶いません。
坂あがりスカラシップから相談室plus へと、支援の仕方を変えた根幹にある【いつか劇場で公演するために必要なことを創造環境で試行錯誤してみる】という部分を共有できる方、ということを念頭に選ばせていただきました。
申請いただいた書類の内容や、作品概要の優劣・好き嫌いでは決してなく、急な坂スタジオのスタッフや急な坂に関わる様々な人たちと、積極的に【悩んで・迷って・相談する】であろう、彼女とご一緒することになりました。
どのような20日間になるのか、見守っていただければ幸いです。また、ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。
平成28年6月1日 急な坂スタジオ ディレクター 加藤弓奈
Rie Tashiro(ダンサー・振付家)
ストリートカルチャーに刺激を受け、ダンスを始める。音楽・建築・メディアアートなど様々な分野のアーティストとタッグを組み、作品を制作。横浜ダンスコレクションEX2015コンペティションIファイナリスト。2015年度日韓ダンスプロジェクトの振付家に選出され、Seoul performing arts festival、横浜ダンコレクション企画のアジアセレクションプログラム、福岡ダンスフリンジフェスティバルで韓国人振付家kim jiukとの共作を発表。個人でもSeoul international improvisation festivalやInternational Society on Electoric Arts等海外のフェスティバルに招聘される。また舞台活動以外にも明治大学教養デザイン研究科にて「コンタクトインプロヴィゼーションにおける教育的価値」をテーマにダウン症の子供へのダンスの影響を研究。2011年度修士号取得するなど身体表現の可能性を多方面から模索している。
坂あがり相談室plusの進捗については、今後、急な坂スタジオのHPにてご報告します。
どうぞ、ご期待ください。