新規サポートアーティスト・急な坂の新しい取り組みについて

2018年10月22日

この度は急な坂スタジオ新規サポートアーティストにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
厳正なる審査を行った結果、岩澤哲野さん、根本しゅん平さん、長谷川寧さんを新たなサポートアーティストとしてお迎えすることになりました。

■新規サポートアーティストプロフィール

◆岩澤 哲野(演出家)

撮影:須藤 崇規
1990年千葉県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。演劇企画製作団体「libido:」主宰。キラリふじみ・リージョナルカンパニーACT-Fメンバー。既成戯曲から出発し、その先に見える現在地にこだわった演出を展開。空間から生まれる現象を大切に「美しさ」を探求した作品作りを心がけている。これまでの演出作品に『ロング・グッドバイ』(テネシー・ウィリアムズ)、『紙風船』(岸田國士)、『青い鳥』(モーリス・メーテルリンク)などがある。利賀演劇人コンクール2017 優秀演出家賞(二席)受賞。BeSeTo演劇祭2018にて韓国の現代戯曲『呉将軍の足の爪』(パク・ジョヨル)を発表。演出業の傍、演出助手、舞台監督や演出部としても多くの作品に参加している。
HP|libidno.net
Twitter|@TTY_Pro

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◆根本 しゅん平(振付家・ダンサー)

撮影:須藤 崇規
神奈川県生まれ。幼少よりバレエを学び、1999年ローザンヌ国際バレエコンクールを機に留学。2000年より、ロンドン、デュッセルドルフ、ストックホルムとヨーロッパのダンスカンパニーを渡り歩き、2013年よりフリーの振付家として活動を開始。近年では、チャンス・オペレーションやフェーズ・シフティングなどの作曲技法を振付の構成論として再考し、作品を制作、発表している。なお、2009年から映像作家としても活動し、ドイツをはじめヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカなどのダンスフィルム・フェスティバルにて数々の作品を発表している。
HP|www.shumpein.com

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◆長谷川 寧(作家・演出家・振付家・パフォーマー)

撮影:須藤 崇規
2003年冨士山アネット設立。パフォーマンスを軸に、大胆な空間演出により創造的なヴィジュアルを表現するボーダーレスな作品作りを意識し、国内外にて活動中。近年では他ジャンルとのコラボレーションを通じて作品の本質を見詰め直す「疑・ジャンル」をテーマとし様々な活動を行う。代表作として冨士山アネット『Attack On Dance』(2014/16)『DANCE HOLE』(2016)『ENIAC』(2017)等。外部の構成演出振付作品として、『光のない。』(作:エルフリーデ・イェリネク)、『死刑執行中脱獄進行中』(原作:荒木飛呂彦)、『歌劇 BLACKJACK』(原作:手塚治虫)等を手掛ける。『Attack On Dance』では、北京・サンパウロ・横浜・神戸・新潟と現地キャストでの滞在制作を行う他、『ENIAC』がジャカルタ/Djakarta Teater Platform2018にて上演される等、国内外問わず精力的に活動中。
HP|http://fannette.net/

■急な坂スタジオの新しい取り組み

また、サポートアーティスト支援の取り組みとは別に、綾門優季さん、BATIK、それぞれと新しい取り組みを始めることになりました。
綾門さんには、急な坂ゆかりのアーティストや横浜市内の公演だけでなく、国内のフェスティバルなどへ観劇に出かけていただき、一つひとつの作品を取り上げるだけではなく、シーン全体の課題や、今語るべきことを論じてもらい、急な坂スタジオのHPに定期的に掲載していきます。ダンス・演劇問わず、劇評を扱う媒体が少なくなっている今、この連載を通して、作品が論じられる場がもっと活性化され、これから5年後10年後に今の舞台芸術シーンを語ることのできる媒体になればと考えております。
黒田育世さんが主宰するBATIKとは、所属する若手ダンサー達によるBATIK作品の連続パフォーマンスをスタジオで行っていきます。劇場ではない創造空間だからこその密度を観客の皆さんに感じていただければと思います。普段、足を運ぶ機会の少ない稽古場に、少しでも多くの方にお越しいただければ幸いです。
以上2つの新しい取り組みを通して、これまで以上に創造環境が担う可能性を探って参ります。

◆綾門 優季(劇作家・演出家)

撮影:大橋絵莉花
1991年生まれ、富山県出身。劇作家・演出家・青年団リンク キュイ主宰。青年団演出部。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。青年団リンク キュイは、専属の俳優を持たない、プロデュース・ユニットとして活動中。劇作を綾門が担当し、外部の演出家とタッグを組みながら創作するスタイルを基本としている。戯曲は「リアリティーを重視しない、文語的なセリフ回し」「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災を主なモチーフとすること」などを特徴とする、独自の世界観を構築している。
HP|https://cuicuicuicuicui.jimdo.com/

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◆BATIK(ダンスカンパニー)

撮影:斉藤巧一郎
黒田育世の振付による創作を中心としたダンスカンパニー。02年に設立、主な作品に『SIDE B』『SHOKU』『ペンダントイヴ』『おたる鳥をよぶ準備』など。17年に新作『THE RELIGION OF BIRDS』を発表、各地で好評を博した。これまでにダンスアンブレラ・フェスティバル、ベネチア・ビエンナーレ、スペイン・サラゴサ万博、シンガポール・インターナショナルフェスティバル・オブ・アーツなどに招聘され、世界16カ国で作品を上演。敢えてバレエのテクニックを基礎にもったカンパニーとして、多様化するコンテンポラリーダンスの表現の中で「踊ること」にこだわった活動を行っている。
HP|http://batik.jp/

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充実した活動の支援となるよう、また稽古場の新しい可能性を探るパートナーとして、一緒に取り組んでいければと思います。
新規サポートアーティストの3人の活動と、急な坂スタジオの新たな取組について是非ご注目ください。

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