急な坂ワークショップVol.17 神里雄大ワークショップ1/30-2/11

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岡崎藝術座「リズム三兄妹」公演写真(東京/2008年10月) (c)富貴塚悠太

坂あがりスカラシップ2009対象者、神里雄大(岡崎藝術座主宰・演出家)が、2010年2月に行われる演劇公演「リズム三兄妹」に先がけて、ワークショップを開催します。

実際に岡崎藝術座でも行われている本プログラムは、一般向け/俳優向けの2種類で構成され、演劇経験がなくとも参加可能です。稽古場を体験することで、舞台をより身近に感じて頂けるワークショップ、ぜひご参加ください。

開催概要

【会場】 急な坂スタジオ
【定員】 各回10名(先着順/要予約) ※1日のみの参加も受け付けます。お気軽にお申込み下さい。
【料金】 Aプログラム 500円 / Bプログラム 1,500円
【応募資格】 Aプロ 一般・俳優向け / Bプロ 俳優向け ※年齢・経験等は問いません。

【日程】
2010年1月30日(土)・31日(日)、2月6日(土)・7日(日)・11日(木祝) 5日間・全7回
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Aプログラム (一般・俳優向け)

「正月になまった身体を叩き直そう、こたつから出よう!トレーニング」
・ラジオ体操 ・正しい腕立て伏せ ・効果的な腹筋 ・背筋 ・その場でダッシュの繰り返し
・2分間ダッシュ・ストップ・ハイジャンプ ・呼吸と姿勢の関係と確認
・重心についてのレクチャーと体感 ・丹田 ・散歩
※Aプログラムは場合によって激しい運動を伴いますので、健康状態に不安がある方は御遠慮ください。
また、WS当日体調が優れない場合は、お気軽にご連絡ください。

Bプログラム (俳優向け)

「しゃべる意識と人称を体感する/体を細かく分けて身体表現を豊かにするワークショップ」
1)身体による情報表現の獲得

身体は、言葉の情報をより豊かに伝えるために動くという、補助的な役割をしています。
今回、身体が行っている情報表現をその補助的な役割から開放し、言葉(=声)を等価値にすることを目標とします。身体をパーツ分けし、それぞれが独立した表現活動を行うように訓練します。全身での豊かな表現、情報(イメージ)の豊富さを目指します。

2) 人称でしゃべる
しゃべるときの意識を、英語の授業などで学ぶ人称とからめて考えていきます。
3人称の人(彼とか彼女とか)にしゃべるにはどうすればいいか、を考えてみます。言葉と意識をより自覚的に使うための訓練を提案します。

【応募方法】
メールにて件名を「ワークショップ応募」とし、下記項目を明記の上ご連絡下さい。

1.お名前(フリガナ)  2.性別  3.年齢  4.ご所属  5.参加希望回
6.日中に通じる連絡先(携帯電話・E-mail等)  7.備考(ご意見・ご要望あればご記入ください)

【お申込み・お問合せ】 okazaki.info@gmail.com
こちらのワークショップは終了いたしました。
たくさんの皆さまのご予約、誠にありがとうございました。

講師プロフィール

神里雄大
神里雄大
演出家・作家/岡崎藝術座主宰
1982年ペルー共和国リマ市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
2003年に「岡崎藝術座」結成し、その後、年4~5本というペースで作品を発表し続けている。
2006年『しっぽをつかまれた欲望』(作:パブロ=ピカソ)で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞受賞

「演劇は俳優芸術である」という考えのもと、舞台上での俳優の存在をことさらに強調する演出(=演技をしている作られた身体と日常のゆるい身体の状態を混在させ舞台上にあげる演出)が特長。
最近では、同世代6人の演出家による連続上演フェスティバル「キレなかった14才♥ りたーんず」、青年団若手自主企画、BeSeTo演劇祭、アジア舞台芸術祭などに招かれるなど個人の活動も活発に行っている。

岡崎藝術座 http://okazaki.nobody.jp//

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主催:岡崎藝術座
共催:急な坂スタジオ