急な坂スタジオプロデュース/木ノ下歌舞伎 『黒塚』出演者募集ワークショップ&オーディション 1/25・26開催!
急な坂スタジオプロデュース/木ノ下歌舞伎
『黒塚』出演者募集ワークショップ&オーディション
今年度坂あがりスカラシップ対象者の木ノ下裕一が主宰する木ノ下歌舞伎。2013年5月の木ノ下歌舞伎『黒塚』横浜公演に向け、ワークショップオーディションを開催いたします。みなさまのご応募をお待ちしております。
ワークショップオーディション概要
【日時】
2013年1月25日(金) ①14:00~17:00 ②19:00~22:00
2013年1月26日(土) ③14:00~17:00
〈計3コマの内いずれか1コマ〉
【会場】急な坂スタジオ (神奈川県横浜市西区老松町26-1) https://kyunasaka.jp/
【参加費】無料
【ワークショップ講師】杉原邦生
【応募資格】
男性。18歳以上の心身ともに健康な方。
お芝居、ダンスなどこれまでの経験・経歴は不問。
2013年4月5日(金)から開始される稽古[稽古場:急な坂スタジオ]と、下記の公演日程[劇場使用期間]に参加できる方。
【出演時の待遇など】
出演料あり。交通費支給補助あり。
チケットノルマ等の負担金なし。
応募方法
所定の応募用紙に必要事項を記入の上、写真(全身/バストアップ)を添付し、メール又は郵送でお送り下さい。
【応募用紙ダウンロード】 Microsoft Word doc形式 / PDF形式
■ メールでのご応募 ⇒ 件名を「木ノ下歌舞伎オーディション参加申し込み」とし、toiawase@kyunasaka.jp まで。
■ 郵送でのご応募 ⇒ 封筒に「参加申し込み書在中」と記入の上、下記住所までお送り下さい。(※送料は参加者負担)
〒220-0032 横浜市西区老松町26-1 急な坂スタジオ「木ノ下歌舞伎オーディション」係
【応募〆切】
2013年1月21日(月)必着
メールでのご応募の場合は22:00まで受付。
※応募多数の場合、書類選考をさせていただく場合がございます。
公演概要
急な坂スタジオプロデュース|木ノ下歌舞伎『黒塚』(くろづか)
演出・美術:杉原邦生
監修・補綴:木ノ下裕一
公演日程(予定):
横浜公演|劇場使用期間
2013年5月22日(水) ~ 6月 2日(日) ※全10ステージ予定
※その他、地方公演の可能性有り
【お問い合わせ】
急な坂スタジオ
〒220-0032 神奈川県横浜市西区老松町26-1
TEL:045-250-5388 MAIL:toiawase@kyunasaka.jp WEB:https://kyunasaka.jp/
・ 京浜急行線「日ノ出町駅」から徒歩5分
・ JR、市営地下鉄線「桜木町駅」から徒歩10分
『黒塚』とは?
『黒塚』は、昭和14年に初代市川猿翁によって創作・初演された近代の新作舞踊劇の金字塔と名高い演目です。東北地方に伝わる鬼婆伝説に取材した能「黒塚(安達ヶ原)」が原作。その内容は―、人里離れて暮らす老婆(実は人喰い鬼婆)が旅の僧と出会う芝居仕立ての〈上段〉、どんなに罪深い人でも成仏できると僧に諭され、その嬉しさを舞で表現する〈中の段〉、うって変わって信頼していた僧に裏切られた怒りから鬼婆の正体を現し僧たちに襲い掛かる〈下の段〉と、起伏に富んだ〈三段〉で構成されています。
また手法的にも斬新で、能楽的な身体性を基調にしつつも、随所にロシアン・バレエやコサックダンスなど西洋的身体性を取り入れるなど、多様な身体性を駆使した稀な演目です。
この近代歌舞伎が生み出した大曲に、木ノ下歌舞伎が現代的視点を持って挑みます!
木ノ下歌舞伎とは?
木ノ下裕一と杉原邦生による、歴史的な文脈を踏まえた上で現行の歌舞伎にとらわれず新たな切り口から歌舞伎の演目を上演するための集団。上演する演目や企画に合った演出家を招いて作品を制作するスタイルを取っている。
2010年より、京都と横浜の2都市を股に掛けた滞在制作企画「京都×横浜プロジェクト」を3年間にわたって展開。同プロジェクトによって制作された『勧進帳』(2010年|演出:杉原邦生)、『夏祭浪花鑑』(2011年|演出:白神ももこ)、『義経千本桜』(2012年|総合演出・演出:多田淳之介、演出:白神ももこ・杉原邦生)の3作品は大きな反響を呼んだ。
木ノ下歌舞伎 http://kinoshita-kabuki.org/
プロフィール
杉原邦生(KUNIO主宰、木ノ下歌舞伎企画員/演出家・舞台美術家)
1982年東京生まれ、神奈川県茅ケ崎育ち。EXILEファンクラブ“EX FAMILY”会員。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット/プロジェクトでの演出活動を行う。木ノ下歌舞伎には2006年、『yotsuya-kaidan』での演出をきっかけに企画に参加。これまでに『テラコヤ』『三番叟』『勧進帳』『義経千本桜』と合わせて5作品を演出。その他の主な演出作品に、キレなかった14才♥りたーんず『14歳の国』、KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』、KUNIO10『更地』など。また、こまばアゴラ劇場〈サミット〉ディレクターを2008年より2年間務め、KYOTO EXPERIMENTフリンジ企画では2010年より3年間コンセプトを担当した。
木ノ下裕一(木ノ下歌舞 主宰)
1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時にその日から独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学び、古典演目上演の演出や監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。主な演出作品に2009年『伊達娘恋緋鹿子』(F/T09秋「演劇/大学09秋」)など。その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。創造支援公募プログラム坂あがりスカラシップ2012対象者。京都造形芸術大学大学院 博士課程在籍。研究テーマは「武智歌舞伎論~近代における歌舞伎新演出について」。