昨年6月に行った「坂あがり相談室plus」では、Rie Tashiroさんが約20日間急な坂スタジオでクリエイションをし、そのまま稽古場で発表をしました。
Tashiroさんはこの「坂あがり相談室plus」をきっかけにAYATORIという団体を立ち上げ、次のステップに繋がるよう作品を更にブラッシュアップしています。
今回その作品を、新たに3名のダンサーを迎え、6月よりも進化・深化させて、発表いたします。
赤レンガ倉庫(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)さんにご協力いただき、「横浜ダンスコレクション2017」の2/4のショーケース・パフォーマンスにて発表することになりました。通常、一組の上演時間は15分に設定されておりますが、今回はフルスケールの作品を上演いたします。(60分程度を予定)
Tashiroさんのその後を是非、皆様にご覧いただければ幸いです。
ご来場を心よりお待ちしております。
■詳細
横浜ダンスコレクション 2017×急な坂スタジオ『坂あがり相談室plus』
ショーケース・パフォーマンス
AYATORI「AYATORI」
出演者:倉孝幸、三浦奈々子、ibis、山崎朋、Rie Tashiro
音楽・サウンドシステム:山口紘
日程:2月4日(土) 14時30分〜
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
※横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」、「日本大通り駅」から徒歩約6分
※JR・市営地下鉄「桜木町駅」から汽車道経由で徒歩約15分
※JR・市営地下鉄「関内駅」から徒歩約15分
料金:無料 ※事前予約制(状況に応じて、当日参加もOK)
※定員に達したため、予約受付は終了いたしました。たくさんのご予約、ありがとうございました。
■AYATORIについて
「AYATORI」はRieTashiro(ダンサー、振付家)が急な坂スタジオでのレジデンスの際に立ち上げた団 体です。この集団は個の力を強く持ったアーティストを集め、プロジェクトとして活動します。将来的に は一つの分野にとどまらず、ダンス以外にも様々なジャンルからアーティストを集め、お互いに刺激し 合いながら舞台創作をしたいと考えています。身体に求心力をおきながら、様々な分野から「ダンス」 をじっくり再考していくことでその可能性を広げていきたいと考えています。団体名は日本の遊びでも ある、綾取りのように、私自身が用意した一本の糸の輪に、たくさんの両手が入り、作品が大きく展開 するよう、思いを込めて「AYATORI」と名付けました。
■Rie Tashiro(ダンサー・振付家)
ストリートカルチャーに刺激を受け、ダンスを始める。音楽・建築・メディアアートなど様々な分野のアーティストとタッグを組み、作品を制作。横浜ダンスコレクションEX2015コンペティションIファイナリスト。2015年度日韓ダンスプロジェクトの振付家に選出され、Seoul performing arts festival、横浜ダンコレクション企画のアジアセレクションプログラム、福岡ダンスフリンジフェスティバルで韓国人振付家kim jiukとの共作を発表。個人でもSeoul international improvisation festivalやInternational Society on Electoric Arts等海外のフェスティバルに招聘される。また舞台活動以外にも明治大学教養デザイン研究科にて「コンタクトインプロヴィゼーションにおける教育的価値」をテーマにダウン症の子供へのダンスの影響を研究。2011年度修士号取得するなど身体表現の可能性を多方面から模索している。
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■関連ページ
★坂あがり相談室plus募集開始
★坂あがり相談室plus対象者決定のお知らせ
★「坂あがり相談室plus」の発表会
★坂あがり相談室plusの振り返り