連続パフォーマンス企画「BATIK100会」開催!

 コンテンポラリーダンスの公演は「週末のみ」「3ステージのみ」といったものが多く、ロングラン公演を実施することは現実的ではありません。それは予算であったり、動員数であったり、様々な理由があるでしょう。
 限られた回数の上演では、新しい観客との出逢いが少なくなってしまうとともに、ダンサー自身や作品そのもののブラッシュアップの機会も減っていってしまいます。
 急な坂スタジオという創造環境だからこそ出来ることをBATIKの皆さんに考えていただき、年間を通して100回の公演に挑戦することにしました。BATIKのレパートリーの中から数作品をセレクトし、定期的にスタジオパフォーマンスを実施します。
 
 ダンサーも作品も観客の皆さんに観てもらうことで進化しつづけていくはずです。劇場のような装置・照明・音響設備は用意出来ませんが、稽古場ならではの距離感をお楽しみいただけるはずです。この挑戦に、ぜひお立ち会いください。

「BATIK100会」その4の開催について

 前回開催に引き続き「BATIK100会」その4については、ダンサー・振付家、大学や高校でダンスをしている学生さんを中心にお声掛けして、ご覧いただくことに致しました。これまでBATIKの公演を観たことのない方や、学外や所属カンパニー以外のダンス公演をあまり観る機会がなかった方に、新しい鑑賞体験の場をご提供できればと思っております。

 また、高校や大学のダンス部、ダンス学科の方で、ご興味のある方はお気軽に急な坂スタジオまでお問い合わせください。

★「BATIK100会」その4 『春の祭典』(振付:黒田育世)

「BATIK100会」その2(6月開催)では『春の祭典』ソロverを上演しましたが、今回は『春の祭典』群舞verを上演します!
7月に加入しました新メンバーも多数参加します。新体制になったダンスカンパニーBATIKの作品を、同じく作品を作っている方、振付家・ダンサー・ダンス批評家を志す学生さん、これからダンスカンパニーを主宰しようと思っている方に、ご覧いただければ幸いです。


「BATIK100会」その2『春の祭典』(6月・撮影:小西楓)

日程:2019年8月22日(木)〜8月24日(土)
※振付家、ダンサー、大学のダンス部、ダンス学科の学生の方で、ご観劇をご希望の方は是非急な坂スタジオまでお問い合わせください。

出演:岡田玲奈 熊谷理沙 相良知邑 武田晶穂 田中すみれ 三田真央
大江麻美子(24日のみ) 政岡由衣子 (22日.23日のみ)

お問い合わせ:急な坂スタジオ
TEL 045-250-5388
MAIL toiawase★kyunasaka.jp 
※★を@に変えてお送りください。

■BATIKプロフィール
黒田育世の振付による創作を中心としたダンスカンパニー。02年に設立、主な作品に『SIDE B』『SHOKU』『ペンダントイヴ』『おたる鳥をよぶ準備』など。17年に新作『THE RELIGION OF BIRDS』を発表、各地で好評を博した。これまでにダンスアンブレラ・フェスティバル、ベネチア・ビエンナーレ、スペイン・サラゴサ万博、シンガポール・インターナショナルフェスティバル・オブ・アーツなどに招聘され、世界16カ国で作品を上演。敢えてバレエのテクニックを基礎にもったカンパニーとして、多様化するコンテンポラリーダンスの表現の中で「踊ること」にこだわった活動を行っている。
HP|http://batik.jp/
Twitter|https://mobile.twitter.com/otarudori
Facebook|https://m.facebook.com/batik.2002/
Instagram|https://www.instagram.com/batik_dance/

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▶新規サポートアーティスト・急な坂の新しい取り組みについて

その3 『モニカモニカ』

 「BATIK100会」その3につきましては、ダンサー・振付家、大学や高校でダンスをしている学生さんを中心にお声掛けして、ご覧いただくことに致しました。これまでBATIKの公演を観たことのない方や、学外や所属カンパニー以外のダンス公演をあまり観る機会がなかった方に、新しい鑑賞体験の場をご提供できればと思っております。締切後、空席があった場合は、直前のアナウンスにはなりますが一般の方々のご予約も受付させていただきます。

 また、今後の開催でも、こういった回を作れればと思っておりますので、高校や大学のダンス部、ダンス学科の方で、ご興味のある方はお気軽に急な坂スタジオまでお問い合わせください。

 今後とも「BATIK100会」を何卒、よろしくお願い致します。

「BATIK100会」その3『モニカモニカ』(振付:黒田育世)

『モニカモニカ』の姿

前回の100会では『落ち合っている』にまつわる『春の祭典』を上演致しました。
今回の『モニカモニカ(2005年森下スタジオにて初演)』は『ラストパイ(2005年新潟りゅーとぴあにて初演)』にまつわる作品です。
「まつわる」作品にもう一度向き合うと、主体の作品の姿や大切にしていたことが鮮明になります。

少し飛躍しますが、まつわる作品には「それなのに」が詰まっています。むしろ「それなのに」しかないのかもしれません。
普段の暮らしは「それだから」で埋め尽くされているように私には見えますが、恐らく心や芸術、特に踊りは私にとって「それなのに」でいっぱいです。

主体になっていく作品は、「それなのに」の経緯が、上演時間の中に織り込まれていくので、「それなのに」が「どれなのに?」なのかが見えていく、という構図になるのだろうと思います。
まつわる『モニカモニカ』には「それなのに踊ることを止めない姿」しかありません。
この姿は生命力です。

生命力を「それなのに」の前提で世の中に表明することを、私は急ぎながらやってきましたし、今も急いでいるのです。
踊りがそれを顕さないと何かが間に合わなくなるという不安は、2005年よりも募っています。

『選べない交われない戻れない許されない終われない分からない
それでも嬉しくてまだ止めない
ただただ体がもげそうで』
(『モニカモニカ』初演時2005年の作品ノートより)

7月吉日 黒田育世

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■詳細

 ソロ作品『モニカモニカ』を4人のキャスト(20日・21日は3人)が入れ替わりで上演致します。同じ作品をダンサーを変えて上演することで、どんなことが起こるのか。同じく作品を作っている振付家・ダンサーの方、またはダンスを学んでいる学生の方に、ご覧いただければ幸いです。

日程:2019年7月18日(木)〜21日(日)

出演者:
18日・19日 大熊聡美 岡田玲奈 三田真央 相良知邑
20日 大熊聡美 岡田玲奈 三田真央
21日 岡田玲奈 三田真央 武田晶穂

※今回の会から、BATIK新メンバーが参加しております。新メンバー含め、出演者のプロフィールについてはBATIK公式HPをご覧ください。

その2 『春の祭典』

〜『落ち合っている』から『春の祭典』へ
ソロから群舞へそしてまたソロへ〜

この『春の祭典』は『落ち合っている(2014年初演)』というデュエット作品の中での劇中劇に位置するもので、ストラヴィンスキーによる楽曲『春の祭典』の前半部分は私のソロ、後半部分がBATIKダンサーのソロでした。
二人の秘密の会話のような作品進行の中で、その劇中劇は、2人によって語られた会話の一部「母となったある女の悲惨な一生」を「暴露」する必要を背負いました。
どうあれ踊りは何かの「暴露」をしてしまうきわどい力を持っています。

初演から数年後、様々な経緯を経て、この作品の再演の可能性をBATIKのダンサーと探り続けることになります。
結果『落ち合っている』からこの劇中劇『春の祭典』が「一人歩き出し」、一つの「独立した」作品に成長していきました。
私が踊っていた前半部分をBATIKの一人に委ね、後半部分を群舞に構成し直し幾度かの上演を重ねて参りました。

今回BATIK100会での『春の祭典』の上演の機会を頂き、『落ち合っている』が辿った成長のように、今度は『春の祭典』にBATIKのダンサーを「一人歩き出せる」よう育てて欲しい、そう願って全編ソロで構成し直し新たな『春の祭典』を上演する覚悟を決めました。
BATIKの誰もがBATIKでありながら「独立」した強くかけがえのない存在であれるよう願っていますし努めて参ります。

『落ち合っている』は初演時、2014年9月に4日間5回公演5キャストで実施されました。
私のパートナーを毎回違うBATIKダンサーが日替わりで踊ってくれたのです。
BATIKのダンサー一人一人と一対一で向き合い伝えたいことがあった為とった上演形態です。
「私はBATIKダンサーであるあなたを愛しています」という「暴露」です。

ダンスが「暴露」の力を失いませんように。

2019年6月吉日
黒田育世

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出演者:
大江麻美子、大熊聡美、熊谷理沙、政岡由衣子

※上演回によって出演者が変わります。詳細はタイムテーブルをご覧ください。

タイムテーブル:
6月19日(水) 19時00分(大江)/20時30分(政岡)
  20日(木) 19時00分(大熊)/20時30分(熊谷)
  21日(金) 14時00分(大熊)/15時30分(政岡)
  22日(土) 14時00分(熊谷)/15時30分(大熊)

※上演時間は約45分を予定しております。
※受付開始は開演の20分前、開場は5分前です。
※演出の都合、開演後のご入場が難しいため、遅れて到着されそうな場合は、急な坂スタジオにご連絡ください。

会場:急な坂スタジオ

券種・料金:
* 1回券 1,000円 ※1drink付き。(日時指定)
* 1日券 1,500円 ※1drink付き、その日上演される2回の公演をご覧いただけます。(日にち指定)
* フリーパス 5,000円 ※各日1drink付き、4日間どの回にお越しいただいてもOKな観放題券です。(枚数限定・要予約)<フリーパスのご予約受付を終了しました>

ご予約:<全ての回のご予約受付を終了しました。>

その1 『BATIK小作品集』

★上演作品・出演者

『鱗粉の海』
出演:熊谷理沙(25日、28日)/田中すみれ(24日、27日)
演奏:松本じろ

『all this smile』
出演:大江麻美子
演奏:松本じろ

『テトラ me』
出演:政岡由衣子

『モニカモニカ』
出演:大熊聡美
演奏:松本じろ

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日時:2019年4月24日(水)〜28日(日)
4月24日(水) 20時00分 <ご予約受付を終了しました>
  25日(木) 20時00分 <ご予約受付を終了しました>
  26日(金) 休演日
  27日(土) 14時00分 <ご予約受付を終了しました>
  28日(日) 14時00分 <ご予約受付を終了しました>

※上演時間は約1時間を予定しております。
※受付開始は開演の30分前、開場は20分前です。
※未就学児童の方もご覧いただけます。

会場:急な坂スタジオ

料金:1,500円(1drink付き)
※稽古場での上演のため、席数が少なくなっております。お早めのご予約をオススメします。

ご予約:以下のフォームよりお申し込みください。
※受付を終了しました。当日券は若干枚の発売を予定しております。

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