Step into my home 開催!
昨年のドキュントメント「となり街の知らない踊り子」に引き続き、国際交流基金シドニーさんに招聘いただき、急な坂スタジオプロデュースのパフォーマンスを行うことになりました。
今回は劇場ではなく、街の中にあるスペースを活用してサイトスペシフィックな作品を上演する、
ということが大きなテーマになっています。
そこで、急な坂にゆかりのある複数のアーティストによるパフォーマンスをシドニーの街の中にインストールし、日本のコンテンポラリー作品に触れてもらうと同時に、作品鑑賞の新しいスタイルを提案する機会とします。
ショッピングセンターの中庭や、街中の一軒家など、日常生活の中にアートを溶け込ませることで、
より多くの観客にアートと出逢い楽しんでもらう環境を創出します。
今後、作品詳細やシドニーでの様子など、ご紹介いたします!
公演の詳細やご予約は、国際交流基金シドニーのサイトをご確認ください。
参加アーティスト
◎福田毅(Takeshi Fukuda)俳優/Actor
中野成樹+フランケンズ所属。劇団公演のほか、『From the Sea』(F/T14)など、客演も多数。2009年よりソロ・パフォーマンスを開始、近作にTwitterに書きとめた寓話を構成した『鷹』、同作の改訂版『かも』(共に2015)、F/T16『ふくちゃんねる』など。
◎岩渕貞太(Teita Iwabuchi)ダンサー・振付家/Dancer/ Choreographer
玉川大学で演劇を専攻、平行して、日本舞踊と舞踏も学ぶ。ダンサーとして、ニブロール・伊藤キム・山田うん等の作品に参加。2007年より2015年まで、故・室伏鴻の舞踏公演に出演、今日に及ぶ深い影響を受ける。
2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。
2010年から、大谷能生や蓮沼執太などの音楽家と共に、身体と音楽の関係性をめぐ共同作業を公演。
2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が在日フランス大使館賞受賞。
自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」開発。
◎北尾亘(Wataru Kitao)振付家・ダンサー/Choreographer, Dancer, (Baobab)
1987年生まれ 幼少より舞台芸術に携わり、クラシックバレエからストリートダンスまで様々なダンスを経験。2006年桜美林大学入学以降、木佐貫邦子に師事。
2009年ダンスカンパニー[Baobab]を立ち上げ、全作品の振付・構成・演出を担う。カンパニーでの創作のほか、振付家として柿喰う客、範宙遊泳、ロロ等、演劇への振付も多数手掛ける。ソロ作品を全国のフェスティバルで上演するほか、六本木アートナイト2015やクラブイベントにも出演。ダンサーとして近藤良平氏、多田淳之介氏の作品に出演。俳優として、中屋敷法仁氏、杉原邦生氏、山本卓卓氏の演出作品に出演するなど、多方面で活躍。近年ではWSやアウトリーチ活動、レッスン講師も積極的に行い、ダンスの居場所を模索し続けている。
◎吉田聡子(Satoko Yoshida)俳優/Actor
女優。1988年東京生まれ。桜美林大学演劇専修卒業。
卒業後より本格的に演劇活動を開始し、近年はマームとジプシーの作品に多数出演し、
日本の他にイタリア・チリ・ドイツ・ボスニア・中国・韓国・台湾など、さまざまな土地での上演を経験。
“作家”と“観客”のあいだに立ちながら、双方が本当に見つめているものは何なのか、また自分自身は何を見ているのか、ということをぼんやりと考えている。
公演は3月16、17日です!今後のレポートをお楽しみに!