これまでも動物をモチーフに多くの作品をつくってきましたが、その理由のひとつは動物の身体の美しさに惹かれるためです。それは同時にブサイクな人間の身体との対比でもあります。もちろんここでいう「美しい」と「ブサイク」はイコールです。
たしか三島由紀夫はもっとも美しい動物は馬だといいました。あなたにとってはなんでしょう?人類が生まれた頃にはもっていたはずの動物の身体の記憶から、人と動物のつながりについて考えてみようと思います。
『Zoo Zoo Scene (ずうずうしい) 』展覧会
off-nibroll(矢内原美邦×高橋啓祐)
日時・会場
10月3日(月)~10日(月・祝)
開園時間 9:30~16:30 (入園は16:00まで)
横浜市立野毛山動物園 しろくまの家、市電
展示作品
絶滅動物の映像インスタレーション『Dry Flower』
野毛山動物園飼育係さんへのインタビューをもとにした新作映像作品『飼育係』
ワークショップにて製作した『Tree』
off – nibroll
ニブロールの映像作家・高橋啓祐と振付家・矢内原美邦によるユニット。主に映像と身体のインスタレー
ション作品を発表し、横浜を拠点に国内外で活動中。BankART1929、大原美術館、高松市美術館など
での展示をはじめ、イタリアでの個展、中国・上海ビエンナーレや越後妻有トリエンナーレなどにも出品。
劇場はもちろん美術館やギャラリーなど場所を問わずダンスフォーマンスも展開し、映像インスタレーションとともに身体と映像の関係性をさぐる。2005 年「第9回文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦優秀作品受賞。
off-Nibroll http://www.nibroll.com/offnibroll/main.html/
野毛山動物園
野毛山動物園の展示は、動物との距離が近く、体のつくりや動きを細かいところまで観察できるのが最大の魅力。
園内はお散歩感覚でひと周りできるほどの広さで、入園無料。
横浜市立野毛山動物園 http://www2.nogeyama-zoo.org/
お問合せ先
急な坂スタジオ
〒220-0032 横浜市西区老松町26-1 旧老松会館
TEL:045-250-5388 FAX: 045-261-1300
MAIL: toiawase@kyunasaka.jp
主催:急な坂スタジオ
共催:横浜市立野毛山動物園
制作協力:プリコグ
ヨコハマトリエンナーレ連携プログラム