この度は、「坂あがりスカラシップ2008」にご応募いただき、誠にありがとうございました。
応募総数18名の候補者の中から厳正なる審議を行った結果、
岩渕貞太氏が選出されましたことを、ここにご報告いたします。
アーティストプロフィール
岩渕貞太 ダンサー・振付家
玉川大学芸術学科にて演劇を専攻。在学中から踊りに興味を持ち始め、演劇と並行して日本舞踊・舞踏などを学ぶ。ダンサーとしてAPE・ニブロール・伊藤キム+輝く未来・Co.山田うん・Ko&Edge.Coなどに参加。国内のみならず海外ツアーにも参加。2005年、初振付作品『smoke』を発表。2006年、ダンスがみたい!―批評家推薦シリーズ―に乗越たかお氏の推薦で参加し、『mint』『double』を発表。アサヒビール企画の稽古場カフェ~二代目店長をJouと共に2006年9月から2ヶ月間担当。2007年、清家悠圭との共同作品『yawn』を発表。
同年、イスラエルの振付家Arkadi Zaidesの作品(急な坂スタジオの国際交流レジデンス事業)『DAAT』に参加。関かおりとの共同作品で多国籍プチフェスタin夢の島07参加。2007年、1980年あたりに生まれたアーティストが集まったユニット・群々(むれ)を関かおりらとたち上げる。群々は2008年度、アサヒ・アートスクエアの第一回目のレジデンスアーティストとして活動。
岩渕氏には、急な坂スタジオ・のげシャーレ・STスポットによる制作支援のもと、3月に作品発表を行っていただきます。
また、今年度は坂あがりスカラシップ対象公演として仲田恭子氏によるアリス・プロジェクト「不思議の国のアリス」を別途推薦枠として行います。
今後も我々は、「坂あがりスカラシップ」の発展的な継続、そして創造・育成に重点をおいた拠点として、創造の担い手への支援に努めて参ります。今年度のスカラシップ対象公演にご注目いただくと共に、次年度スカラシップにもぜひご期待下さい。
坂あがりスカラシップ事務局