仏文化都市対話<リール市×横浜市>
『クリエイティブ・シティにおける舞台芸術政策の最前線』
去る7月4・5日にフランス・ロワール地方で開催された日仏文化都市会議。日本からは横浜、金沢、新潟、フランスからはリヨン、ナント、リールなど7都市が参加。横浜市からは行政やY-GSAの代表者に加え、急な坂スタジオの代表者も参加。クリエイティブ・シティのビジョンを交換し、具体的な共同プロジェクトの可能性について対話と実践がスタートしました。
今回のカフェではそのレポートも兼ね、リール市の舞台芸術課長フロランス・ラリー氏を迎えます。2004年の欧州文化首都の成功によって、ヨーロッパの中核都市として再生を遂げたリール市。メゾン・フォリー、リール3000など、地域にインストールされた数々の独創的で大胆なアートプロジェクトは、いかにして市民を巻き込み、アーティストや市民の手によって未来へと受け継がれてきたのか?そしてラリー氏のように舞台芸術の専門家は、文化行政の最前線でどのような役割を果たしているのか?
聞き手には、同会議に出席した横浜市開港150周年・創造都市事業本部長、川口良一氏。常にインパクトを与えつつも持続可能な舞台芸術政策のビジョンと手法をめぐって、クリエイティブ・シティを掲げる二都市が対話を繰り広げます。ぜひご参加ください!
▼ゲストスピーカー:
フロランス・ラリー氏 フランス・リール市 文化局 舞台芸術課長
川口良一氏 横浜市開港150周年・創造都市事業本部長
▼フロランス・ラリー氏 プロフィール
2000年パリ第3大学にて舞台芸術のDEA(修士号に相当)取得。在学中の98年から05年まで仏北 部・モーブージュにある公立劇場「Le Manège」に勤務。毎年開催される演劇・ダンス・音楽・メディアアートの国際フェスティバル「VIA」において、企画・制作担当として世界中から先鋭的なアーティストの作品を選定・制作、また国際シンポジウムの企画など多数行う。また、同劇場でのダムタイプのレジデンス制作も担当。
2001年よりC.N.R.S.(フランス国立科学研究センター)およびパリ第三大学で博士課程在籍中。研究テーマは「インスタレーションから舞台へ:メディアアートと演劇の相互作用」。また2004年よりリール第三大学および大学院にてアートマネジメント・コースの教鞭もとっている。
2005年よりリール市文化局舞台芸術課長(Directrice des Arts du spectacle et de la musique)に就任。舞台芸術の専門家として、リール市における舞台芸術政策の立案や評価を行うほか、市内の文化施設や芸術団体と行政のパイプ役も果たしている。
▼日 時:2007年7月24日(火)
19時カフェオープン 19時30分トーク開始
▼会 場:急な坂スタジオ
〒220-0032 横浜市西区老松町26-1 旧老松会館
▼入場料:1000円(1ドリンク付)
▼ご予約 tel:045-250-5388 mail: toiawase@kyunasaka.jp
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こちらのイベントは終了いたしました。
たくさんの皆さまのご予約、誠にありがとうございました。
▼主催:急な坂スタジオ
▼共催:横浜市開港150周年・創造都市事業本部
▼助成:アサヒビール芸術文化振興財団
▼協力:横浜市芸術文化振興財団
NIRA(総合研究開発機構)