ヨコハマ劇的空間ツアーvol.3 レポート
急な坂フィールドワーク「ヨコハマ劇的空間ツアー」は、ヨコハマならではの「劇的空間」を1日がかりで知り尽くす超効率的なツアーです。
第3回目となる急な坂フィールドワークは、「もみじ坂スペシャルツアー」。神奈川県立青少年センター、神奈川県立音楽堂、横浜能楽堂、など、歴史的にも重要な文化施設が集まるこのエリアでは、横浜の伝統と新たな感性が交差します。劇的空間ツアー恒例の、歴史的建造物を活用した横浜ならではのアート・スペースや新スポットも網羅し、2009年山下町にオープン予定の県立新ホールの情報も伺ってきました。
【 同行するアーティスト 】アルカディ・ザイデス(振付家・ダンサー) http://www.arkadizaides.com
急な坂スタジオの国際交流レジデンスプログラムとして、9月中旬から10月末まで急な坂スタジオに滞在するアーティスト。ワークショップ、創作ラボなど様々な活動を行います。
急な坂国際交流レジデンス事業の成果発表についての詳細はこちらへ。
2007年9月21日(金)
13:00- アーツコミッション・ヨコハマ + ZAIM
今回はZAIMに新しくオープンしたアーツコミッション・ヨコハマ(ACY)からスタートです。
アーツコミッション・ヨコハマはアートがあふれる街・横浜を目指して”創造の担い手たち”を応援し、より活動しやすい環境をつくることを使命としてます。何か気になることがあったら相談に乗ってくれますよ。ラウンジもいい空間なので、ぜひ訪ねてみてください。
そのアーツコミッション・ヨコハマのある芸術文化拠点『ZAIM』もお忘れなく。
13:40- BankART Studio NYK → BankART 1929 Yokoham
今回お伺いしたときは展覧会などが行われいて、細かな説明が聞けなかったのですが、横浜を代表する芸術文化創造拠点です。各場所によって様々な空間があります。BankART 1929
14:45- 旧東横線桜木町駅舎
オープンしたばかりの旧東横線桜木町駅舎『創造空間9001』です。今後貸し出しスペースとして駅横の最高の立地をいかして、発信の拠点となってほしいですね。この時はクリエイティブシティの紹介を展示していました。
普段は立ち入れない、ホーム跡を覗かせてもらいました。
15:30- 神奈川県立青少年センター
紅葉坂にある県立青少年センターはホールほか、稽古場、演劇資料室など様々な支援を行っています。こういった資料室があることもかなり役立ちます。利用はかなり埋まっていますが、800席のホールは、まわり舞台になっていたりして面白いです。
16:00- 神奈川県立音楽堂
東洋一と賞賛されたホールは、やはりすごい。音に関して、専門ではないですが見て美しい。機能と美をかねそなえたホールでした。建築竣工当時の貴重なビデオもみせていただきました。機械ではなく手作りといった感じで、不思議な気持ちになりました。神奈川県立音楽堂
17:00- 県立新ホールに関する説明(神奈川県県民部文化課より)
進捗状況。順調に進んでいるのでしょうか?今後が気になりますね。
今後も急な坂フィールドワーク『ヨコハマ劇的ツアー』では、神奈川県県民部文化課より県立新ホールについてのご説明を随時提供していただきます。ご期待下さい。
17:20- 横浜能楽堂
伝統と格式のある世界、舞台裏も緊張感漂う、また違った世界が広がっていました。
今回同行しているアーティスト、アルカディ氏も興味を持ったようで色々と細かなところを見ていました。文化の違いですが、違うということは気になりますよね。こういった経験から新たな発想、創造が生まれてくることを期待します。横浜能楽堂
18:30- のげシャーレ(横浜にぎわい座)
やっぱりこの空間は何度見てもいいです。限定されていることもありますが、お勧めです。今回、同行してくれたアルカディ・ザイデス氏の急な坂国際交流レジデンス事業の成果発表の場所に決定しました。詳細はこちら。
19:00- 急な坂スタジオ
交流会はいつもこんな感じです。