『岩澤哲野のメーテルリンクにもう悩まない!』開催します!!
サポートアーティストの岩澤哲野さんは『libido:青い鳥』3都市ツアー公演に向けて、4月・8月と1週間ずつスタジオに籠もり、俳優とメーテルリンクの一つの作品について悩み、その成果を発表する『岩澤哲野のメーテルリンクに悩む会』を開催しました。考えたこと・悩んだことの経過を、滞在最終日にご来場いただいた方と共有し、メーテルリンクについての考察を続けてきました。
11月23日(土)〜25日(月)に沖縄のアトリエ銘苅ベースで1都市目の公演を終えました。春から悩み続け、作品を創るためのインプットを続けてきた岩澤さんが『libido:青い鳥』出演者の緒方壮哉さんと二人で『岩澤哲野のメーテルリンクにもう悩まない!』を開催します!
急な坂食堂のお食事・ドリンク付きとなっております。皆様、是非ご参加ください。
『岩澤哲野のメーテルリンクにもう悩まない!』
★開催によせて(岩澤哲野)
沖縄公演を終えました。もうメーテルリンクには悩みません。
悩みの晴れた我々の報告会を開催します。
2回の「悩む会」、稽古、そして沖縄、本番を終えて、次の東京・茨城公演に向けたお話をさせていただきます。「libido:青い鳥」公演に迷っている方、是非遊びに来てください。
〈悩み〉晴らします。
日時|2019年12月7日(土)11時30分〜(13時00分頃終了予定)
参加者|岩澤哲野、緒方壮哉
会場|急な坂スタジオ
料金|1,000円(小学生以下無料)
※1drink・ランチ付きです。
※小さいお子様でお食事が不要の方は、お知らせください。
ご予約|ご予約の受付は終了しました。
★『libido:青い鳥』東京・茨城公演情報
作|モーリス・メーテルリンク
翻訳|堀口大學 (新潮文庫「青い鳥」)
構成・演出|岩澤哲野
出演|大蔵麻月、大橋悠太、 緒方壮哉、鈴木正也(以上、libido:)
荒木知佳、杉山賢(隣屋)
▶東京公演(会場:こまばアゴラ劇場)
日時|2019年12月19日(木)〜22日(日)
19日(木) 19:00
20日(金) 14:00 / 19:00
21日(土) 14:00 / 19:00
22日(日) 14:00
▶茨城公演(会場:百景社アトリエ)
日時|2020年1月18日(土)〜19日(日)
18日(土) 19:00
19日(日) 14:00
※公演の詳細、チケット予約についてはlibido:のHPをご確認ください。
急な坂スタジオのサポートアーティストの岩澤哲野さんは、今年の冬にメーテルリンクの『青い鳥』を沖縄・東京などで上演します。この作品を創作するために、じっくり時間をかけてメーテルリンクと向き合ってみたいということで、急な坂スタジオでは、その時間を一緒に過ごすことにしました。
『岩澤哲野のメーテルリンクに悩む会』では、岩澤さんと俳優が1週間スタジオに籠もって、メーテルリンクの一つの作品に取り組みます。
2回目の開催となる今回は、「蜜蜂の生活」を題材に、メーテルリンクについて悩みます!
急な坂滞在の最終日となる8月4日(日)には、1週間悩んだ成果発表を行い、みなさんと一緒に更にメーテルリンクについて悩む時間を設けられればと思っております。
メーテルリンクの謎に一緒に迫ってみませんか?
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
『岩澤哲野のメーテルリンクに悩む会』その2「蜜蜂の生活」に悩む。
★企画によせて(岩澤 哲野)
悩む会の2回目を開催します。
次はメーテルリンクの博物神秘学者の面目躍如となった(という)昆虫3部作の第一弾『蜜蜂の生活』を扱います。『蜜蜂の生活』は1901年の作であり、ノーベル文学賞受賞に導いた代表作であるとも言われています。
前回の『温室』から、メーテルリンクは異常に生物を愛し、そこから人間の営みを見つめた人だったのだと知りました。また、園芸の街で育ち、父も園芸家であったメーテルリンクは、幼少期の体験が後の創作活動に多大な影響を与えていたのだと知り、造園家を父に持つ自分は、そんな共通点からもメーテルリンクに惹かれていたのかもしれないと、感じたりもしました。
『蜜蜂の生活』は動物文学(博物学的著作)と言われているそうですが、この文献からメーテルリンク自身についてのさらなる考察と、そこから見える『青い鳥』への繋がりを探る1週間、またその成果発表になればと考えています。今回は前回以上に難解です。一緒に悩みましょう。
★概要
悩む人(発表者)|岩澤哲野、大橋悠太、緒方壮哉、鈴木正也
日時|2019年8月4日(日) 11時30分〜(1時間半程度を予定)
※成果発表後、皆さまと一緒に悩む時間を設けております。
会場|急な坂スタジオ 和室
※会場には靴を脱いでお入りいただきます。ご了承ください。
料金|1,000円(小学生以下無料)
※1drink・軽食付きです。
ご予約|ご予約受付を終了しました。
プロフィール| 岩澤 哲野
演出家。theater apartment complex libido:代表。
1990年千葉県松戸市生まれ、在住。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。
空間から生まれる現象を大切に「美しさ」を探求した作品作りを心がけている。これまでの演出作品に『ロング・グッドバイ』(テネシー・ウィリアムズ)、『象』(別役実)、『紙風船』(岸田國士)、『署名人』(清水邦夫)、『青い鳥』(モーリス・メーテルリンク)、『呉将軍の足の爪』(パク・ジョヨル)などがある。
利賀演劇人コンクール2017にて優秀演出家賞(二席)を受賞。BeSeTo演劇祭2018(韓国開催)に日本代表として参加。初めての海外公演を果たす。
これまでに、静岡を拠点とした地域創造の演劇団体「シアタープロジェクト静岡」に立上げから6年間(2012~2018)、埼玉県富士見市にある公共劇場「富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ」のリージョナルカンパニーACT-Fに3年間(2016~2019)所属し、地域創造の活動に積極的に参加してきた。また、2018年に特定非営利活動法人鳥の劇場が主催した「若手演劇人の作品向上、社会との関係づくり支援事業」に1年間参加し、演劇と社会の関係とその重要性について多くのことを学ぶ。
演出業の傍、演出助手、舞台監督や演出部としてもこれまで多くの作品に参加している。
HP|tac-libido.com
twitter|@tetsuno86
『岩澤哲野のメーテルリンクに悩む会』その1「温室」に悩む。
★企画によせて
一つの作品に時間をかけて向き合うこと。
これってすごく豊かなことだなって僕は思っているんですが、実践するのって中々に難しくて、経済的な事とか体力的な事だったりとか、そもそも時代に反している側面もあるなと。でもだからこそ、無理してでもそういった場を作っていきたいという想いが去年1年間の活動の中でより強く芽生えたんです。そう言った想いから今回の企画をスタートさせてみようと思いました。
この企画は今年の秋冬に行うlibido:のツアー公演『libido:青い鳥』に向けた関連企画です。『岩澤哲野のメーテルリンクに悩む会』と題して、思う存分“メーテルリンク“に悩もうと思います。作家に向き合う時間って意外と雑になりがちですが、そこから拓けることは意外と多く、大切にすべきことだと思っています。
第一回目となる今回はメーテルリンクの処女詩集「温室」を元にメーテルリンクの詩人としての側面にアプローチしてみたいと思います。僕は作家ではないのでそれを扱って戯曲は書きませんが、悩む会なので思う存分に悩ませていただきながら「温室」と演出を使って演劇作品を作ってみようと思っています。その発表の後は、お客さんも交えて一緒に悩めたら幸せです。是非ここから、よろしくお願いいたします。
★概要
演出| 岩澤哲野
出演者| 大蔵麻月、大橋悠太、岩澤哲野
日時| 2019年4月21日(日) 11時30分〜
※約1時間の成果発表後、食堂のスペシャルメニューをお楽しみいただきながら、「温室」について皆様と一緒に悩む時間を設けております。
会場| 急な坂スタジオ
料金| 1,000円(美味しいブランチ・ドリンク付き)
※お子様のご参加も大歓迎です!(小学生以下無料)
※小さいお子様でお食事が不要の場合は、申込みの際にお知らせください。
ご予約| ご予約の受付は終了しました。