日韓共同製作プロジェクト『つれなくも秋の風』10/19-27
フェスティバル・ボム(Festival Bo:m)×十六夜吉田町スタジオ×急な坂スタジオ
日韓共同製作プロジェクト『つれなくも秋の風』
演出 ソ・ヒョンソク
キャスト
いけだとも実、臼井梨恵、木下毅人、佐藤茜、千尋、富松悠、野崎聡史、福田毅、藤倉めぐみ、
松代泰幸、村上聡一、八重尾恵、弓井茉那
日時 2013年10月19日(土)~27日(日)
■ 1時間ごとにご予約を承り10分ごとにおひとりずつスタートします。
それぞれの出発時間は3日前にお知らせします。
2日前、前日にお申し込みの際は随時、出発時間をお知らせいたします。
■ ツアー時間は約60分です。
■ 12時の回にお申込みの場合、12:50出発・13:50着が最後の組になります。
お時間に余裕を持って、お申込みください。
参加の手引き
本作は観客と俳優がペアを組み、1組ごとに急な坂スタジオ周辺を巡るツアー形式です。
作品の性質上、足元のしっかりした靴でお越しいただくようお願いいたします。(高いヒールなどは、お避け下さい)
大きなお荷物は受付にて、お預かりさせていただきます。
-結婚と契約と記憶を巡る物語。隣にいる俳優を信じ、前に進んでください。
料金
1500円(前売・当日共)
※予定枚数に達したため、ご予約はすべて終了いたしました。
会場
急な坂スタジオ、および周辺(※雨天決行)
■ 本作は、俳優と観客がペアを組み、1組ごとに決められたコースを歩くツアー形式の作品です。
お問い合わせ
急な坂スタジオ お問合せページ
演出ノート
急な坂スタジオは一時期、結婚会館だった。
1960年代から90年代に渡って、数えきれないくらいの人々がこの場所で夫婦になっていったのだ。
場所は時間を支配し、行動を規定する。
そして、結婚式場はその機能がもっとも際立つ場所である。
そういう場所が今や演劇の稽古場として使われているという事実がとても意味深く思われる。
「建物の無意識」が今になって現れたと言ったら言い過ぎだろうか。
50年間結婚写真を撮ってきたマツさんはこう言う。
「結婚というのは、勘違いである」
場所にも記憶があるとしたら、それを蘇らせる祭式は結婚式みたいに演劇的で、演劇みたいな幻である。そして、記憶に命を与えるのは身体なのだ。契約によって更新される身体。
1990年にここで式を挙げたイシさんはこう語る。
「結婚というのは、寄り添って歩むことだ」
アーティストプロフィール
ソ・ヒョンソク
(1965年生まれ。演出家、舞台芸術研究家。延世大学コミュニケーション大学院教授。)
クリエイターとして多数のサイトスペシフィック・パフォーマンス作品を製作し、フェスティバル・ボムやナム・ジュン・パイク・アートセンター等で発表している。主な演出作品に『FAT SHOW』、『ヘテロトピア』、『欲望路』など。2013年フェスティバル・ボム(韓国)で『舞台恐怖症』を発表。2012年フェスティバル/トーキョーでF/Tアワード審査員を務めた。
ドラマトゥルク・制作:コ・ジュヨン
演出助手:植松侑子
制作:急な坂スタジオ(加藤弓奈、宮武亜季)
宣伝美術:佐々瞬
Special Thanks:
麻上しおり、生田千花、井上知子、鎌田俊哉、木皮成、坂本希、櫻井晴美、佐藤亮太、佐藤有香、白川綾香、
鈴木千加、高崎拓郎、武田美代子、宝栄美希、松尾愛美、吉田聡子
主催:急な坂スタジオ、十六夜吉田町スタジオ、横浜舞台芸術応援隊実行委員会、フェスティバル・ボム
助成:アーツコミッション・ヨコハマ、韓国文化芸術委員会
協賛:アサヒビール株式会社