マンスリーアートカフェvol.21「ラ・マレア 横浜」プレトーク 9/28

MAC21

「ラ・マレア 横浜」プレトーク

9月のマンスリーアートカフェは、開催間近に迫った街頭パフォーマンス「ラ・マレア 横浜」のプレトークを行います。

現在、急な坂スタジオにレジデンス中のアーティスト、マリアーノ・ペンソッティとマリアナ・ティランテ。横浜・吉田町の通りを会場とした街頭パフォーマンス「ラ・マレア 横浜」開催を間近に控え、商店街との交渉や交流、現地でのキャスト・オーディション、台本のアダプテーションなど、実現に向けた創作プロセスを詳しく伺いながら、街と作品の関係について解き明かしていきます。

聞き手には、「横浜ダンス界隈」など街を舞台にした回遊型プロジェクトをいち早く手がけ、また現在は東急多摩川線の鉄道・駅・街を舞台とした「多摩川アートライン2008」のパフォーミングアーツ・ディレクターとしてダンスと演劇のプロジェクトを企画するなど、公共空間でのダンスプロデュースの先駆者、岡崎松恵氏をお迎えします。

トーク終了後は、実際に公演会場となる吉田町にゲストとともに繰り出し、まちとのコラボレーションで生まれた9種類の「ラ・マレア特製カクテル」飲み歩きツアーもあり? ぜひ一足先に、「ラ・マレア 横浜」の世界をご堪能ください!

「ラ・マレア 横浜」特設HP https://kyunasaka.jp/lamarea/

ゲスト・スピーカー

マリアーノ・ペンソッティ(劇作家・演出家)
マリアナ・ティランテ(舞台美術家)
岡崎松恵(Offsite Dance Project代表・プロデューサー)

開催概要

【日時】2008年9月28日(日) 17時スタート
【料金】1000円(1ドリンク付)
【会場】急な坂スタジオ
住所:横浜市西区老松町26-1 TEL:045-250-5388

アーティスト・プロフィール

マリアーノ・ペンソッティ
1973年、ブエノスアイレス生まれ。90年代から映画監督として活動を始め、2000年代より演劇作品の演出・劇作も手がけるようになる。2005年、ブエノスアイレス国際演劇祭で「La Marea」を発表、その後ブリュッセル、ベルリン、リガ、ダブリンなどで、その都市のコンテクストに合わせたバージョンを発表し、絶賛された。2007年の新作「Interiores」では、「La Marea」に参加した他ジャンルのアーティストたちと再度コラボレーションをし、集合住宅全体を使ってのパフォーマンスを実現させた。今後の活躍が期待される注目のアーティストである。

マリアナ・ティランテ
1976年生まれ。エルネスト・デラ・カルコバ美術学校で、舞台美術と衣裳デザインを学ぶ。1997年に、テアトロ・コロン(Teatro Colon)のインターンとして経験を積む。マリアーノ・ペンソッティ作品には「La Marea」の他に、「Los Muertos」 (2005/ベアトリズ・カタニとの共同演出作品)、「Vapor」(2004)、「Interiores」(2007)でも美術及び衣装として参加し、重要な役割を担っている。第5回及び第6回ブエノスアイレス演劇祭のテクニカルディレクターを務めた。2008年も、様々なプロジェクトに参加予定である。

岡崎松恵
1987年11月に開設した公設民営の小劇場「STスポット」の館長に就任し、若手アーティストの支援と創造環境整備に力を注ぐ。2004年1月「BankART 1929」に移り、2006年3月まで館長を務める。2008年3月舞台芸術の企画制作を手がける制作オフィス[Zebra]を立ち上げ、劇場外のプロジェクトに特化した「Offsite Dance Project」を開始。NPO法人STスポット横浜理事。
http://www.offsite-dance.jp

主催:急な坂スタジオ
共催:アーツコミッション・ヨコハマ
(横浜市開港150周年・創造都市事業本部、財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助成:アサヒビール芸術文化振興財団、平成20年度文化庁国際芸術交流支援事業
協力:Offsite Dance Project